美意識を超えて

美意識はアートにこだわらなくてもいい。言語優位の論理的思考によるアートに未来はない。未来からふりかえって、作品をみても美術史の専門家でなければ、すぐにはコンセプトにたどりつけず、意味不明な”もの”となる。大切…

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アート?の展望のような

西洋近代が掲げた「自由」「人権」「民主主義」という普遍的価値は、確かに人間の欲望や進歩を肯定する形で発展してきましたが、それが過度に物質主義や個人主義に傾倒し、グローバル化の中で混乱や分断を生み出した。特にモダニズムが秩…

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分裂する未来を間違えなく選べるのは多くの経験に基づく直感による高度の質の情報を持っているかどうか

あきもせずに毎日毎日、未来にたいするあらゆるネガティブ情報を垂れ流すSNSに対応するかのように 超強欲資本主義により暗い冥府に眠っていたあらゆる欲望が、現実に呼び出される。本来、呼び出されてはならないものまで、かぎりなく…

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ドラゴンライジング

ふと窓をみるとあっという驚きの龍雲が・・・、すぐ外に出るとあまたの龍雲が空一面にいたるところで沸き立ち、のぼりたち、たなびている。 現在のアートなるもの、そのものを成り立たせている、生まれたときからあたりまえとされている…

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お清め

いまだに子どもだましの詐欺に引っかかっているものが多く目に映る鬱陶しい現実に加え、ありとあらゆる厄災がこれから降りかかってくるというような話も流布されているが、事前に心配が出来たことは現実化しない。逆に富の逆流により経済…

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溶解する世界

もっともらしい社会課題を扱うアーティストや作品にみられるように課題自体がほとんど虚構で嘘を何重にも積み重ねたどうしようもない世界が展開されている。ここでは、ごく日常的な散りゆく桜の風景が捲れ、瞬く間に崩れて消えていく。今…

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散りゆくさくら

虚構の世界が崩壊していく作今、崩れゆく世界を見つめながら今生きる花に安堵する 引用「雪とのみふるだにあるをさくら花いかにちれとか花のふくらむ」や「春さめのふるは涙かさくら花ちるををしまぬ人しなければ」の2つからは、桜が散…

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八方睨みの龍

妙心寺の雲龍図龍は仏教の守護神でり、大乗仏教の釈尊伝には釈尊を祝福し守護する存在として描かれ、『法華経』序品には「八大龍王」として現れている。
説法を受ける建物『法堂(はっとう)』に龍の天井画が狩野探幽によって1656年…

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