美意識を超えて

美意識はアートにこだわらなくてもいい。言語優位の論理的思考によるアートに未来はない。
未来からふりかえって、作品をみても美術史の専門家でなければ、すぐにはコンセプトにたどりつけず、意味不明な”もの”となる。
大切なのは人間存在を支えている「聖なるもの」、人間の魂が物質を支配する義に貫抜かれた美意識を持って人として生きること。