お清め

いまだに子どもだましの詐欺に引っかかっているものが多く目に映る鬱陶しい現実に加え、ありとあらゆる厄災がこれから降りかかってくるというような話も流布されているが、事前に心配が出来たことは現実化しない。逆に富の逆流により経済…

続きを読む →

溶解する世界

もっともらしい社会課題を扱うアーティストや作品にみられるように課題自体がほとんど虚構で嘘を何重にも積み重ねたどうしようもない世界が展開されている。ここでは、ごく日常的な散りゆく桜の風景が捲れ、瞬く間に崩れて消えていく。今…

続きを読む →

散りゆくさくら

虚構の世界が崩壊していく作今、崩れゆく世界を見つめながら今生きる花に安堵する 引用「雪とのみふるだにあるをさくら花いかにちれとか花のふくらむ」や「春さめのふるは涙かさくら花ちるををしまぬ人しなければ」の2つからは、桜が散…

続きを読む →

八方睨みの龍

妙心寺の雲龍図龍は仏教の守護神でり、大乗仏教の釈尊伝には釈尊を祝福し守護する存在として描かれ、『法華経』序品には「八大龍王」として現れている。
説法を受ける建物『法堂(はっとう)』に龍の天井画が狩野探幽によって1656年…

続きを読む →

美を編み直す

破壊と再生の星である冥王星の水瓶座入りは、約240年ぶりであり、その間の近代文明(その中から生まれた芸術)が崩れ変貌つつある現在、これまで縛られてきた固定概念から抜け出す前に、現状の崩壊過程を独自の感覚で追っていくことに…

続きを読む →